そういえば2024年1月5日(金)、マクドナルドにてゴジラバーガーが発売されていましたね。
年の瀬からCMが放送されていて、とても美味しそうだなぁ~と観ていました(笑)
私はCMを観ていて「あのバンズの形が変わってるなぁ~」と思いました。
そして、ふと「なぜバンズにゴマが付いているんだろう?」とも疑問に感じたのです。
そこで今回は、ハンバーガーバンズにゴマがなぜ付いているのか調べることにしました!
ハンバーガーバンズのゴマは「食のアクセントをつけるため」
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ハンバーガーバンズにゴマが付いている理由は以下のとおりです。
- 食欲をそそる
- 食感のアクセント
- 栄養価をアップする
また、「ハンバーガーバンズの上下をすぐに見分けるため」という説もありますが、
これはあくまでも俗説であり、明確な根拠ははっきりしていないようです。
理由①食欲をそそる
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まず、一つ目の理由としては食欲をそそるようにするためです。
なぜなら、ゴマは香ばしく、食欲をそそる効果があります。
そのため、ハンバーガーの見た目をより美味しく、
より食欲をそそるようにするために、ゴマが付いていることが多いのです。
理由②食感のアクセント
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次に、食感のアクセントをつけるためです。
ゴマのプチプチとした食感は、ハンバーガーの柔らかい食感にアクセントを加えます。
このプチプチとした食感のおかげで、柔らかいだけのハンバーガーに良いアクセントをもたらします。
また、ゴマの風味は、ハンバーガーの味わいをより豊かにするのです。
理由③栄養価をアップする
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さらに、ゴマを付けることで栄養価をアップさせるためでもあります。
ゴマには、ビタミンEや食物繊維、鉄分などの栄養素が豊富に含まれています。
そのため、ハンバーガーにゴマを加えることで、栄養価をアップすることができます。
ゴマに含まれる栄養素
具体的には、ゴマには以下の栄養素が含まれています。
- ビタミンE:抗酸化作用や血行促進作用がある
- 食物繊維:便秘解消や血糖値のコントロール、満腹感に役立つ
- 鉄分:貧血の予防、ホルモンの生成に役立つ
このように、ゴマは食欲をそそる、食感のアクセントになる、
栄養価をアップするなどのメリットがあります。
そのため、ハンバーガーにゴマが付いていることが多いのです。
なお、ゴマは、ハンバーガーのバンズの表面にトッピングされていることが多いですが、
中にはゴマ入りのバンスが使用されている場合もあります。
ゴマ付きハンバーガーバンズの始まりとは?
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実は、ハンバーガーのゴマがいつから付けられたのかについては、
明確な記録が残っていないため、はっきりとはわかりません。
しかし、ゴマは古くから世界中で食用とされており、
ハンバーガーの原型であるハンバーグも、19世紀のアメリカで発明されたと言われています。
そのため、ハンバーガーのゴマも、ハンバーガーが誕生した当初から
存在していた可能性は十分にあります。
実際に、1900年代初頭のアメリカのハンバーガー店のメニューには、
ゴマ付きのハンバーガーが記載されているものも見られます。
また、1930年代には、アメリカのハンバーガーチェーン店「White Castle(海外サイト)」が、
ゴマ付きのハンバーガーを販売したことで人気を博したとされています。
このように、ハンバーガーのゴマは、ハンバーガーが誕生した当初から存在していた可能性があり、
その後も、アメリカのハンバーガー文化の中で広く普及してきたと考えられます。
ハンバーガーの日本での普及は1970年代
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日本では、1970年代にアメリカのハンバーガー文化が本格的に浸透するとともに、
ハンバーガーのゴマも広く知られるようになりました。
現在では、日本でも多くのハンバーガー店で、ゴマ付きのハンバーガーが販売されています。
今ではマクドナルド、モスバーガー、ケンタッキー・フライド・チキンなど、
さまざまなハンバーガー店でそれぞれの味を楽しむことができます。
ハンバーガーバンズが「バンズ」と呼ばれるのはなぜ?
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それでは、ハンバーガーのパンが「バンズ」と呼ばれるのはなぜでしょうか?
ハンバーガーのパンが「バンズ」と呼ばれる理由は、英語の「bun」が由来です。
英語の「bun」は、元々は「結び目」や「かたまり」という意味の言葉でした。
ハンバーガーは一つのパンを半分に切り、「具材を挟み込んで一つのものとして食べる」ため、
「結び目」や「かたまり」という意味を持ちます。
丸く膨らんだ形から「bun」と呼ばれる
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バンズは「丸く膨らんだもの」や「パン」という意味でも使われるようになりました。
つまり、ハンバーガーのパンは、丸く膨らんだ形をしているため、
「bun」と呼ばれるようになったと考えられます。
また、ハンバーガーのパンは、通常、小麦粉、砂糖、塩、酵母、牛乳などの材料で作られています。
これらの材料は、パンを作る際によく使われる材料であり、特に特別なものではありません。
そのため、ハンバーガーのパンは、単に「パン」と呼ばれるよりも「bun」と呼ばれる方が、
より分かりやすいと考えられたのかもしれません。
なお、英語では、ハンバーガーのパンを「hamburger bun」と呼ぶこともあります。
これは、ハンバーガーに挟んで食べるパンという意味です。
日本では、ハンバーガーのパンを「バンズ」と呼ぶことが一般的です。
これは、アメリカのハンバーガー文化が日本に伝わった際に、
「bun」が「バンズ」と訳されたためと考えられています。
「ハンバーガー」の「ハン」はどういう意味?
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ハンバーガーバンズが「バンズ」と呼ばれる理由は分かりました。
それでは「ハンバーガー」の「ハン」はどういう意味なのかも調べてみましょう。
「ハンバーガー」の「ハン」は、ドイツ語の「ハンブルク」が由来です。
ドイツのハンブルク市は、17世紀から18世紀にかけて、
ドイツからアメリカに移民した人たちが多く住んでいた町でした。
これらの移民たちが、ハンブルクで食べていた料理を、アメリカに持ち込んだと言われています。
その料理は、挽肉をパンに挟んだもので、ハンブルク風ステーキと呼ばれていました。
これが、ハンバーガーの原型とされています。
ハンバーガーはドイツ語が由来
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先の理由から、「ハンバーガー」の「ハン」は、
ハンブルクを意味する「Hamburg」の頭文字を取ったものと考えられます。
つまり「ハンバーガー」とは、「ハンブルク風ステーキを挟んだサンドイッチ」という意味なのです。
なお、ハンブルク風ステーキは、挽肉を細かく刻んで、卵やパン粉を加えて練ったものです。
これは、現在のハンバーグの原型とも言える料理です。
ハンバーガーバンズのゴマの風味と食感を楽しもう!
ハンバーガーバンズに付いているゴマには、食欲をそそったり食感のアクセントを楽しんだり、
偏りがちな栄養を少しでも補うために使われていることが分かりました。
また、「パン」ではなく「バンズ」と呼ばれる理由としては、
英語の「bun」=「かたまり」や「丸く膨らんだもの」という意味があることも分かりました。
そして、ハンバーガーは、ドイツのハンブルク市で食べられていた郷土料理が、
移民によりアメリカに持ち込まれたことから始まったとされています。
このように、私たちが普段から何気なく手軽に食べているハンバーガーには、
いろんな背景があるのです。
今日からスタートするマクドナルドの「ゴジラバーガー」を食べる時も、
ぜひバンズのゴマの風味も楽しんでみてください!
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