皆さんは、休日があっという間に過ぎると感じることはありませんか？
仕事の日は定時までの時間が延々と感じられるのに、
休日になるとすぐに一日が終わるなんて不思議ですよね（笑）
また、世間では一般的にこんなことを言われることが多いです。
「年を取ると時間が経つのがどんどん早くなる」と。
確かに、筆者も30歳を過ぎてから時間が経つのが日に日に早くなっている気がします。
しかし、一体なぜなのでしょうか？
そこで今回は、休日に時間が経つのが早く感じる理由と、
年を取ると時間の経過がより早く感じる要因についてまとめました。
休日に時間が経つのが早い理由4選！
仕事の日よりも休みの日のほうが時間が経つのが早く感じる理由は、
主に以下の3つの要因が考えられます。
- 新しい情報が少ない
- 脳の活動が低い
- リラックス感
- 体内時計
理由①新しい情報が少ない
仕事をしている日は、常に新しい情報が頭に入ってきます。
メール、資料、会議、取引先とのやり取りなど、様々な情報に脳が刺激されます。
一方、休みの日は普段と違う行動をすることが多く、脳に入ってくる情報量が減ります。
脳は新しい情報が入ってくるたびに、時間感覚をリセットします。
そのため、情報量が多い仕事の日の方が、時間が長く感じるのです。
つまり、新しい情報が少ない休日は時間が短く感じるのです。
理由②脳の活動が低い
仕事をしている日は、集中力や判断力など、脳の様々な機能が活発に働いています。
一方、休みの日はリラックスして過ごしているため、脳の活動が低くなります。
脳の活動が低いと、時間感覚も鈍くなります。
そのため、休みの日のほうが時間が早く過ぎるように感じるのです。
理由③リラックス感
仕事をしている日は、目標に向かって努力したり、
課題をクリアしたりすることで、充実感を得ることができます。
一方、休みの日は、好きなことをしたりゆっくりと過ごしたりすることで、リラックスできます。
リラックス感は、時間の経過を早く感じさせる効果があります。
そのため、充実した休みの日は、あっという間に時間が過ぎてしまうように感じるのです。
理由④体内時計
以上の3つの要因に加え、体内時計も関係していると考えられます。
体内時計は、約24時間周期でリズムを刻んでおり、睡眠や食事などの習慣によって影響を受けます。
仕事をしている日は、規則正しい生活を送っているため、体内時計も安定しています。
一方、休みの日は、睡眠時間や食事の時間が不規則になりがちです。
体内時計が乱れると、時間感覚も乱れます。
そのため、休みの日のほうが時間が早く過ぎるように感じるのです。
「年を取ると時間が経つのが早い」要因とは？
年を取ると時間が経つのが早く感じる理由は、主に以下の3つの要因が考えられます。
- ジャネーの法則
- 時間の相対性
- 脳の機能
要因①ジャネーの法則
ジャネーの法則によると、
「人生のある時期に感じる時間の長さは年齢の逆数に比例する」とされています。
つまり、年齢が上がると体感時間は短くなり、時間が早く過ぎるように感じるのです。
これは、年齢が上がると経験する新しいことが減り、
脳に入ってくる情報量が少なくなってくることが原因と考えられます。
脳は新しい情報が入ってくるたびに時間感覚をリセットするため、
情報量が少ない高齢者の方が時間が早く過ぎるように感じるのです。
要因②時間の相対性
時間は絶対的なものではなく、相対的なものです。
人生の初期は経験する全てが新鮮で、時間が長く感じます。
一方、人生の後半は、経験したことの繰り返しが多くなり、時間が短く感じるのです。
これは、1年という時間の占める割合が、年齢によって異なることが原因と考えられます。
例えば、1歳の子供にとって1年は人生の3分の1ですが、80歳の人にとって1年は人生の80分の1です。
このように、同じ1年でも、年齢によって占める割合が異なるため、
時間の経過の速さも違って感じるのです。
要因③脳の機能
年齢が上がると、脳の機能が低下します。
特に、時間の経過を測る機能が低下するため、時間が早く過ぎるように感じるのです。
脳には、海馬と呼ばれる時間感覚に関わる部位があります。
海馬は、記憶の形成や保持に関与するだけでなく、時間の経過を測る機能も担っています。
年齢が上がると、海馬の神経細胞が減少したり、機能が低下したりするため、
時間の経過を正確に測ることが難しくなります。
時間が経つのが早い休日を有意義に過ごすには？
休日は時間が経つのが早いと感じるので、限られた時間を有意義に過ごしたいものです。
そこで、休日を有意義に過ごす方法をいくつか紹介します。
- 計画を立てて過ごす
- 新しいことに挑戦してみる
- 趣味を楽しむ
- 自然に触れる
- 人と交流する
- デジタルデトックスをする
- 睡眠時間を確保する
- 充実感を感じられる過ごし方をする
有意義な過ごし方①計画を立てて過ごす
何も計画せずにいると、ダラダラと過ごしてしまい、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
事前に計画を立てておくことで、時間を有効活用することができます。
有意義な過ごし方②新しいことに挑戦してみる
いつもと違うことをすることで、脳が活性化し、時間が長く感じます。
旅行に出かけたり、習い事を始めたり、新しい趣味を見つけたりするのも良いでしょう。
有意義な過ごし方③趣味を楽しむ
好きなことをしていると、時間はあっという間に過ぎてしまいます。
読書、映画鑑賞、音楽鑑賞、スポーツなど、自分の好きなことを存分に楽しみましょう。
有意義な過ごし方④自然に触れる
自然の中で過ごすことは、心身のリフレッシュに効果的です。
公園や森林浴に出かけたり、海や山を眺めたりして、ゆっくりと過ごしましょう。
有意義な過ごし方⑤人と交流する
家族や友人と会ったり、イベントに参加したりして、人と交流しましょう。
人と話すことで、時間が長く感じます。
有意義な過ごし方⑥デジタルデトックスをする
スマホやパソコンから離れて、デジタルデトックスをするのも良いでしょう。
デジタル機器から離れることで、脳が休まり、時間を長く感じる効果があります。
有意義な過ごし方⑦睡眠時間を確保する
睡眠不足は、時間感覚を鈍らせる原因になります。
しっかりと睡眠時間を確保することで、時間を長く感じる効果があります。
有意義な過ごし方⑧充実感を感じられる過ごし方をする
何をしたか、何を学んだか、誰と会ったかなどを振り返り、
充実感を感じられる過ごし方をしましょう。
充実感を感じると、時間は長く感じるものです。
脳を活性化させながら有意義に休日を過ごそう！
休日はリラックスできる環境のため、脳をフルに活用しなくても過ごせることで
脳の活動量の少なさに伴い、時間が経つのが早く感じます。
また、年を取ると脳の機能が低下することで、より時間の経過が早く感じます。
時間を長く感じるためには、脳を活性化させ、充実感を感じることが大切です。
さらに、年齢が上がると新しいことを経験する頻度も落ちてしまいます。
上記のヒントを参考に、新しいことにチャレンジして脳に刺激を与え、
自分なりの休日を過ごしてみてください！
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