突然ですが、あなたのお子様がバナナの皮を食べてしまった経験はありませんか？
（子どもがバナナの皮以外にも、カステラについた紙を食べたといった事例もあるそうです。）
バナナの皮といえば、通常であればあまり食べることはないものですが、
目を離しているスキに子どもが食べてしまったということもあります。
毒があるとかないとか言われているバナナの皮ですが、
もし子どもが食べてしまっても健康に問題はないのでしょうか？
今回は、その注意点について詳しく解説していきます。
バナナの皮は食べても「健康問題の可能性は低い」
そもそも、年齢に限らずバナナの皮を食べてしまったら、健康に問題はないのでしょうか。
結論から言うと、健康に問題が生じる可能性は低いと考えられます。
バナナの皮には、果肉に含まれる栄養素のほかに、食物繊維やカリウム、
マグネシウムなどの栄養素も含まれています。
また、抗菌作用や抗酸化作用があるとも言われています。
小さな子どもはアレルギー反応などの可能性がある
しかし、バナナの皮には、農薬や汚染物質が付着している可能性もあります。
また、熟していないバナナの皮には、消化に悪い成分が含まれている場合があります。
特に、小さな子どもの場合は、消化器官が未発達なため、
消化不良や吐き気、下痢などの症状が出る可能性があります。
また、アレルギー体質の子どもは、バナナの皮に含まれる成分に
アレルギー反応を起こす可能性もあります。
もし、子どもがバナナの皮を食べた後に体調に異変が見られたら、
すぐに医療機関を受診するようにしましょう。
バナナの先端部分には要注意！！
バナナの皮には農薬が付着している可能性があるので、大人もできるだけ食べないほうが良いです。
また、バナナの先端や端っこは危険な成分が含まれている可能性があるため、注意が必要です。
バナナの先端や端っこには、以下の成分が含まれている可能性があります。
- ラテックス
- カビ
- 農薬
注意①ラテックス
ラテックスは、バナナの皮に含まれる天然の物質です。
ラテックスアレルギーの人は、バナナの先端や端っこを食べると、
アナフィラキシーショックなどの重篤なアレルギー反応を起こす可能性があります。
注意②カビ
バナナは、カビが生えやすい食品です。
カビは、食中毒の原因となる可能性があります。
特に先端や端っこが黒くなっていて、全体的にも色や味が異常な場合は、
切り落として食べるか安全のために捨てるか考えたほうが良いでしょう。
注意③農薬
バナナは、農薬の使用量が多い果物です。
特に先端や端っこは、農薬が残留しやすい部分です。
もし、バナナの先端や端っこ付近を食べた後に体調に異変が見られたら、
すぐに医療機関を受診するようにしましょう。
なお、バナナの先端や端っこを完全に避けたい場合は、
バナナを食べる前に先端と端っこを切り落とすようにしましょう。
バナナの皮は焼けば安全に食べられる！
先端や端っこを除いたバナナの皮は、焼くことでより安全に食べることができます。
バナナの皮には、農薬や汚染物質が付着している可能性があると述べましたが、
これらのリスクを軽減するために、バナナの皮を焼くことで、
農薬や汚染物質を分解したり、消化に悪い成分を分解したりすることができます。
具体的には、以下の方法でバナナの皮を焼くことができます。
- オーブンで焼く
- フライパンで焼く
- グリルで焼く
焼くことで、バナナの皮の苦みやエグみがなくなり、美味しく食べることができます。
また、食物繊維も豊富に含まれているため、健康にも良い食品です。
ただし、焼いても、完全に安全になるわけではありません。
バナナの皮を焼く際には、バナナの皮に付着している土や砂、農薬などを洗い流しましょう。
また、焦げてしまうと苦味やえぐみが強くなるので注意しましょう。
バナナの皮は子どもは食べないほうが望ましい！
バナナの皮には農薬や汚染物質など、身体に良くないものが付着していることが多いです。
そのため、身体が未発達である小さな子どもが食べることは避けたほうが良いでしょう。
また、大人であっても消化器官が弱い人も食べないほうが望ましいと言えます。
さらに、バナナの先端や端っこの部分にはアナフィラキシーショックを引き起こす
危険のある物質も含まれているので注意が必要です。
果物の中でも栄養価の高いバナナです。
お子様の成長のために食べさせることも大切ですが、
バナナの皮には危険があることも覚えておきましょう！
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