皆さんは、クッキーと言えばどんなことが思い浮かびますか？
「バターの風味が美味しい」「サクサクとした食感」などが挙げられると思います。
クッキーのサクサクとした食感こそが、クッキーの醍醐味のようにも思えますが、
中には「クッキーを牛乳に浸して、ふやかして食べるのが好き」という人もいるのです。
しかし、せっかくの食感をなぜ変えたくなるのでしょうか？
また、牛乳に浸すことで太るとも聞いたことがありますが、本当でしょうか？
クッキーを牛乳に浸すのが好きな人の理由と、太ると言われる理由について調べました。
クッキーを牛乳に浸すのが好きな理由とは？
クッキーを牛乳に浸して食べるのが好きな理由は人によって様々ですが、
それぞれ好きだと感じるポイントに注目してみましょう。
- 食感
- 味
- その他
理由①食感
まず一つ目の理由として、違う食感を楽しめるということから、牛乳に浸すことを好みます。
クッキーを牛乳に浸すと、クッキーが牛乳を吸収して柔らかくなり、
とろけるような食感になります。
また、サクサクとしたクッキーの食感と、クリーミーな牛乳の食感が合わさって、
独特の口当たりを楽しむことができるのです。
理由②味
二つ目の理由として、味の変化を楽しむことが挙げられます。
牛乳に浸すとクッキーの甘味が牛乳に溶け出して、より甘い味わいになります。
また、牛乳の脂肪分がクッキーの風味を引き立て、より濃厚な味わいになるようです。
理由③その他
その他の理由としては、クッキーを牛乳に浸すと、何となく子どもの頃の懐かしさを感じたり、
チョコチップクッキーやオレオなど、強い甘みをより牛乳で楽しんだりするようです。
また、低脂肪乳や無脂肪乳よりも脂肪分の多い牛乳の方が、
クッキーに浸した時により濃厚な味わいになると言われています。
海外ではお菓子を飲み物に浸す傾向がある
クッキーを牛乳に浸して食べる習慣は、欧米諸国で特に一般的です。
また、クッキーだけではなくビスケットやワッフルを飲み物に浸したり、
飲み物も牛乳だけではなく紅茶やコーヒーをチョイスする国もあるようです。
いくつかの例をご紹介します。
イギリス：「ビスケットを紅茶に浸す」
イギリスでは、ビスケットを紅茶に浸して食べる習慣が昔からあります。
特に、チョコレートビスケットが人気です。
紅茶に浸すことでビスケットが柔らかくなり、紅茶の香りとともに楽しむことができます。
アメリカ：「クッキーを牛乳に浸す」
アメリカでは、クッキーを牛乳に浸して食べる習慣があります。
特に、子供に人気です。チョコレートチップクッキーやオレオなどがよく浸されます。
牛乳に浸すことでクッキーがより甘くなり、子供好みの味になります。
フランス：「バタークッキーを牛乳に浸す」
フランスでは、ガレットブルトンヌと呼ばれるバタークッキーを牛乳に浸して食べる習慣があります。
ガレットブルトンヌは、厚みがあり、塩味が効いたクッキーです。
牛乳に浸すことで塩味が引き立ち、また違った味わいを楽しむことができます。
オランダ：「ワッフルをコーヒーに浸す」
オランダでは、ストロープワッフルと呼ばれるワッフルをコーヒーに浸して食べる習慣があります。
ストロープワッフルは、2枚の薄いワッフル生地の間にキャラメルシロップが挟まれたお菓子です。
コーヒーに浸すことでワッフルが柔らかくなり、キャラメルシロップの甘味が引き立ちます。
日本：「お菓子を飲み物に浸す習慣は海外ほど一般的ではない」
日本では、クッキーを牛乳に浸して食べる習慣はあまり一般的ではありません。
しかし、近年では、マシュマロココアのような、
牛乳に浸して食べることを想定した商品も発売されています。
海外での「お菓子を飲み物に浸す文化」が知れ渡れば、日本でも少しずつ増えてくるかもしれません。
クッキーを牛乳に浸すと太りやすくなる？！
クッキーを牛乳に浸して食べることが多いと、太りやすくなる可能性があります。
その理由は以下の通りです。
- 高カロリー
- 糖質が多い
- 脂質が多い
- 美味しくて食べすぎる
理由①高カロリー
クッキーは、糖質と脂質が多く含まれているため、カロリーが高い食品です。
牛乳も、脂肪分が含まれているため、カロリーがあります。
クッキーを牛乳に浸して食べると、両方のカロリーが摂取されることになります。
理由②糖質が多い
クッキーは、糖質が多く含まれているため、血糖値を急上昇させます。
血糖値が急上昇すると、インスリンが分泌されて、血糖値を下げようとします。
しかし、インスリンには、余分な糖質を脂肪に変えて蓄積する働きもあります。
そのため、クッキーを牛乳に浸して食べると、脂肪が蓄積されやすくなり、太りやすくなります。
理由③脂質が多い
牛乳には、脂肪分が含まれています。
脂肪分は、体内に蓄積されやすい栄養素です。
そのため、クッキーを牛乳に浸して食べると、脂肪が蓄積されやすくなり、太りやすくなります。
理由④美味しくて食べすぎる
クッキーを牛乳に浸して食べると、ついつい食べ過ぎてしまうことがあります。
これは、クッキーが柔らかくなり、食べやすくなるためです。
食べ過ぎは、カロリー過多になり、太る原因となります。
クッキーを牛乳に浸すことがやめられない時の対処法
あなたがクッキーを牛乳に浸して食べるのが好きで、
ついつい食べ過ぎてしまう気持ちがよく分かります。
もしかしたら、チョコレートがやめられない中毒性に似ているのかもしれません。
太りやすくならないためには、以下の対策を試してみてください。
- クッキーの量を減らす
- 食べ方を工夫する
- 運動をする
- ご褒美として食べる
- 我慢する
対処法①クッキーの量を減らす
まずは、クッキーの量を減らすことから始めましょう。
例えば、いつも食べる量の半分にしてみる、
または、一口サイズに小さく割って食べるなど、少しずつ減らしていくと良いでしょう。
対処法②食べ方を工夫する
次に、食べ方を工夫してみましょう。
例えば、牛乳を使う場合は脂肪分の少ない低脂肪乳や無脂肪乳を選んだり、
クッキーと一緒に、食物繊維を多く含む食品を摂ったりしましょう。
よく噛んで食べることで、満腹感を得やすくなり、食べ過ぎを防ぐことができます。
また、ゆっくり噛むことで、味覚をじっくりと味わうことができ、満足感を得やすくなります。
さらに、クッキーを牛乳に浸して食べることが習慣化している人はあえて浸さずに食べることで、
クッキーそのままのサクッとした食感を改めて良いものだと感じることも大切です。
対処法③運動をする
運動をすることで、消費カロリーを増やすことができます。
クッキーを食べた分のカロリーを消費するために、
ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動、
筋トレなどの無酸素運動を組み合わせるようにしましょう。
対処法④ご褒美として食べる
クッキーを牛乳に浸して食べるのを、毎日の習慣ではなく、
特別な日のご褒美として食べるようにしましょう。
そうすることで、食べ過ぎを防ぐことができます。
対処法⑤我慢する
どうしてもやめられない場合は、我慢するのも一つの方法です。
少し辛いかもしれませんが、クッキーを牛乳に浸して食べることを一時的に控えてみることで、
気持ちが落ち着いてくるかもしれません。
カロリーオーバーしないよう心掛けて楽しもう！
クッキーを牛乳に浸して食べることは、新たな風味や食感を楽しむことができます。
しかし、それが当たり前になってしまうと、
糖質と脂質を同時に摂ることでカロリーオーバーになり、太りかねません。
一度牛乳に浸して食べることにハマると、案外習慣化してしまいますので、
たまにはクッキーそのものの食感を楽しんだり運動習慣も身につけたりすることで、
上手に消費カロリーも上げてお菓子ライフを思う存分楽しみましょう！
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