こたつに入ると動けなくなるのはなぜ?科学的理由と動くための対処法

家電

まだまだ足元が寒い日が続きます。

日中は暖かいこともありますが、冬の朝晩はとても底冷えしますよね。

そんな時は、どうしてもこたつから出たくないものです。

しかし、一度こたつに入ると動けなくなると感じる人もいるのではないでしょうか?

実は、それはあなたが怠けているわけではなく、科学的な理由がありました。

「こたつから出たくないけど、動かないと太っちゃう・・・」

そんな葛藤と戦う対処法について考えてみましょう!

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こたつに入ると動けなくなる主な理由は2つ

こたつに入ると動けなくなる理由は、主に2つ考えられます。

  • 気持ちが良いから
  • 科学的な理由から

理由①気持ちが良いから

1つ目の理由は、気持ちが良いからです。

こたつは、下半身を温めることによって全身の血行を促進し、身体を芯から温めることができます。

こたつに入っていない時は足の指先から寒さを感じ、身体の芯も冷えていますが、

下半身が温まることにより気持ちが良くなり、動けなくなるのです。

理由②科学的な理由から

こたつに入ると動けなくなる科学的なメカニズムは、以下のとおりです。

  • 下半身への血液の集中
  • 脱水症状
  • リラックス効果

科学的理由①下半身への血液の集中

こたつは、下半身を中心に温める暖房器具です。

そのため、こたつに入ると下半身に血液が集中します。

これは、血液は温かい場所に集まる性質があるためです。

下半身に血液が集中すると、脳に送られる血液の量が減少します。

脳への血液の供給量が減少すると、脳の働きが鈍くなり、眠気や倦怠感を引き起こします。

そのため、こたつから出られなくなるような気分になると考えられます。

科学的理由②脱水症状

こたつは、身体の熱を奪い取る性質があります。

そのため、こたつに入っていると汗をかきやすくなり、水分が失われやすくなります。

脱水症状になると、頭痛やめまい、倦怠感などの症状が現れ、

動けなくなるような気分になると考えられます。

科学的理由③リラックス効果

こたつは、下半身を温めることによって全身の血行を促進し、身体を芯から温めることができます。

これにより、リラックス効果や眠気を引き起こすセロトニンの分泌が促進され、

動けなくなるような気分になると考えられます。

こたつに長く入る時のメリット

こたつに長く入るメリットは、以下のとおりです。

  • 身体を芯から温めることができる
  • リラックス効果がある
  • 睡眠の質を高めることができる
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メリット①身体を芯から温めることができる

こたつは、下半身を中心に温める暖房器具です。

そのため、こたつに入ると下半身だけでなく、

全身の血行が促進され、身体を芯から温めることができます。

これにより、冷え性や肩こり、腰痛などの改善に効果が期待できます。

メリット②リラックス効果がある

こたつは、身体を温めることによってリラックス効果を促します。

また、こたつの明かりは、脳の副交感神経を優位にさせる作用があると言われています。

そのため、こたつに入ると、心身ともにリラックスすることができ、

ストレス解消に効果が期待できます。

メリット③睡眠の質を高めることができる

こたつは、リラックス効果や眠気を引き起こすセロトニンの分泌を促します。

そのため、こたつに入ると眠りに入りやすくなり、睡眠の質を高めることができます。

こたつに長く入る時のデメリット

ただし、こたつに長く入ると、以下のデメリットも考えられます。

  • 脱水症状を引き起こす可能性がある
  • 運動不足になる可能性がある
  • 皮膚トラブルを引き起こす可能性がある
  • 火事などの事故につながる可能性がある
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デメリット①脱水症状を引き起こす可能性がある

こたつは、身体の熱を奪い取る性質があります。

そのため、こたつに入っていると汗をかきやすくなり、水分が失われやすくなります。

脱水症状になると、頭痛やめまい、倦怠感などの症状が現れ、体調を崩す可能性があります。

赤ちゃんがこたつに入るのも危険ですが、大人も十分に注意しましょう!

デメリット②運動不足になる可能性がある

こたつに入ると、体が温まって楽になってしまい、ついつい長時間入ってしまいがちです。

しかし、こたつに長く入ると、運動不足になり、

肥満や生活習慣病などのリスクが高まる可能性があります。

デメリット③皮膚トラブルを引き起こす可能性がある

こたつに入って長時間同じ姿勢でいると、血行が悪くなり、

皮膚の乾燥やかぶれなどのトラブルを引き起こす可能性があります。

デメリット④火事などの事故につながる可能性がある

こたつは、熱を使う暖房器具です。

そのため、こたつを利用する際は、「熱を使っている」と十分に注意し、

火事などの事故につながらないようにしましょう。

こたつから動きたくないけど動くための対処法

こたつは「一度入ってしまうと最後」のような中毒性があります(笑)

そこで、こたつから出たくない自分と、「動かなきゃ」と葛藤する自分を乗り越えるためには、

以下の2つのポイントを押さえると良いでしょう。

  • こたつから出たい自分の気持ちに向き合う
  • 「動くぞ!」という強い気持ち持つ

対処法①こたつから出たい自分の気持ちに向き合う

まずは、こたつから出たくない自分の気持ちに向き合うことが大切です。

こたつから出たくない理由は、人によってさまざまです。

  • 身体が温まって楽になってしまい、動きたくなる気が起きない
  • こたつの中でのんびり過ごすことで、ストレス解消やリラックス効果を得ている
  • こたつから出ると寒さや冷えを感じて、動くのが億劫になる

こたつから出たくない理由を理解することで、自分自身と向き合うことができ、

乗り越えるためのヒントが見えてくるかもしれません。

対処法②「動くぞ!」という強い気持ちを持つ

こたつから出たくない自分の気持ちに向き合ったら、

次は「動くぞ!」という強い気持ちを持ちましょう。

  • こたつから出たら何をしたいかを具体的にイメージする
  • こたつから出ることで得られるメリットをリストアップする

具体的なイメージやメリットを明確にすることで、

「動かなきゃ」という気持ちが強くなり、乗り越えやすくなります。

例を挙げるならば、以下のようなかんたんなもので良いと思います。

  • 「こたつから出て動いたほうがエネルギーが消費できて太らないかも!」
  • 「こたつで温まるより運動して温まるほうが電気代が少し浮く!」
  • 「こたつより、美味しくて温まる飲み物で身体を温めよう!」

自分に合った方法でリストアップしてみてください!

こたつ以外にも身体が温まる方法を見つけよう!

こたつは下半身を温めてくれるので、冬には欠かせないものです。

こたつ自体が悪いわけではありませんが、その温かさに甘えてしまい、

こたつに入るとつい動けなくなってしまいがちです。

脱水症状になったり、動かないことで体重が増えたりと、リスクもあります(笑)

事前にこたつに入る制限時間を設けたり、下半身が温まったらすぐに動いて回ったりと、

メリハリのある習慣を身につけるのが良いかもしれません!

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