寒くなると日本人の誰もが使いたくなるのが、こたつです。
愛用しているこたつを使う人もいれば、古くなったことで新品のこたつに
買い替える人も増える時期ですよね。
しかし、赤ちゃんがいる家庭では、こたつの使用に注意が必要です。
それは一体なぜなのでしょうか?
ここでは、赤ちゃんがいる家庭でこたつを使う危険性とその対策について解説します。
また、赤ちゃんだけではなく大人も、こたつが気持ちいいがあまり動けなくなることで、
脱水症状に陥る可能性もあるので、気をつけましょう!
赤ちゃんをこたつに入れると考えられるリスク3つ
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「赤ちゃんが寒がっているかもしれないから、こたつに入れてあげよう!」
温めてあげたいという親心で赤ちゃんをこたつに入れてあげようと思いつくかもしれません。
しかし、赤ちゃんをこたつに入れると、以下の3つのリスクが考えられます。
- 低体温症や熱中症
- やけど
- 窒息
これらについて、解説していきます。
リスク①低体温症や熱中症
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赤ちゃんは、大人よりも体温調節機能が未発達です。
そのため、こたつの中で長時間過ごすと、低体温症になる可能性があります。
低体温症になると、体温調節機能がさらに低下し、意識障害や心停止につながる危険があります。
低体温症とは、体温が35度以下に下がった状態です。
体温調節機能がさらに低下し、意識障害や心停止につながる危険があります。
赤ちゃんの体温調節機能は、生後3~4ヶ月くらいでようやく発達し始めます。
そのため、生後3ヶ月未満の赤ちゃんは、特に低体温症のリスクが高いです。
さらに、大人よりも熱に弱いため、こたつに入っただけでも熱中症になる可能性があります。
また、こたつから出た際に、急激な温度変化で体調を崩すこともあります。
リスク②やけど
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こたつは、表面温度が60度以上になることもあります。
赤ちゃんは、大人よりも皮膚が薄く、やけどのリスクが高いです。
こたつの中に赤ちゃんを入れたまま、目を離したり、外出したりすると、
やけどになる可能性があります。
また、赤ちゃんは皮膚が薄いだけではなく、とても動きが活発です。
そのため、赤ちゃんが活発に動くことにより、こたつの熱源に触れてやけどする可能性があります。
また、やけどの次に多い事故が、脱水です。
なぜなら赤ちゃんは、大人よりも汗をかきやすいからです。
こたつの中で汗をかくと、水分不足になり、脱水症状を起こす可能性があります。
腎臓も未発達のため、水分を失いやすいのです。
リスク③窒息
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こたつ布団の上に、赤ちゃんがうつ伏せになって寝てしまうことがあります。
こたつ布団にうつぶせになることで、窒息する危険が高いです。
また、赤ちゃんがうつ伏せになるだけではなく、寝返りなどが原因で、
動いたことによりこたつ布団が顔を覆ってしまう可能性もあります。
赤ちゃんは、まだ自分の意思でこたつから出ることができません。
そのため、こたつの中に閉じ込められてしまい、窒息などの危険にさらされる可能性があります。
こたつで赤ちゃんに危険が及ばないようにする対策
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とはいえ、大人にとって冬にこたつは欠かせない存在です。
そこで、赤ちゃんがいる家庭でこたつを使う場合は、以下の点に注意しましょう。
- こたつの中に赤ちゃんを入れたまま、目を離さない
- こたつ布団の上に、赤ちゃん用のマットやラグなどを敷く
- こたつ布団の端を、赤ちゃんがつかまないように固定する
- こたつ表面の温度が40度以下になるように、こまめに温度調節する
赤ちゃんは少しでも目を離してしまうと、身に危険が及ぶとてもか弱い存在です。
こたつを使うときは、赤ちゃんの顔が見える位置に座り、体調の変化に注意してください。
赤ちゃんがいる家庭では、こたつを使う際には、十分に注意して、
危険な目に合わない対策を講じましょう。
赤ちゃんの様子や体温に気を配りながら冬を乗り切ろう
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こたつは足元を温め、冬を乗り越えるには必需品ともいえるアイテムです。
しかし、赤ちゃんにとっては低体温症を引き起こしたり、
やけどしたりするといった危険もあります。
赤ちゃんがいる家庭でこたつを使用する場合は、決して赤ちゃんから目を離さないでください。
大人は、赤ちゃんの安全を十分に確認しながらこたつを使いましょう。
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