こたつが焦げ臭い原因は何?新品と古いこたつの違いと注意点

家電

冬が近づくにつれ寒くなってくると、あなたはその寒さをどうしますか?

エアコンをつけたり、窓にプチプチを貼って冷気を入れないようにしたりと

いろんな方法が思いますが、日本人の独特の文化の象徴であるこたつを使う人が多いと思います。

童謡の「ゆき」では「犬は喜び庭駆け回り、猫はこたつで丸くなる♪」

という歌詞が生まれるほど、とても親しみのある道具ですよね。

「このこたつは、もう数年以上使ったことだし、

ヒーターやコードにも限界が来たから、新しいものに買い替えよう!」

と考える人も多いのではないでしょうか?

しかし、新品のこたつを付けると、焦げ臭いことがよくあります。

昨年の秋、筆者はこたつを買い替えてすぐに使ったのですが、

買ったばかりのこたつから焦げたような臭いがしたんです・・・。

当時は「よくあることかな?」とそのまま気にせず使いました。

ちょうど一年が経とうとしている今、その原因が気になったので調べることにしました。

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新品こたつの焦げ臭い原因は「接着剤」

結論から言うと、新品のこたつから焦げ臭さが発生するのは、接着剤が原因です。

新品のこたつは、接着剤や塗料などの化学物質が使われています。

これらの化学物質は、熱によって揮発する性質があります。

そのため、こたつを初めて使用した際に、焦げ臭いにおいがする場合は、

これらの化学物質が揮発している可能性が高いです。

この場合は、こたつをしばらく使用していると、臭いは消えるので、特に対処する必要はありません。

ただし、こたつ布団がその焦げ臭さを吸い込んでしまっている場合があるので、

その都度こたつ布団を干すことをおすすめします。

古いこたつの焦げ臭い原因は「ほこり」

新品のこたつから焦げ臭さが漂うのは、接着剤などの化学物質が揮発するからです。

しかし、古いこたつが焦げ臭くなるのは、ヒーターの中にたまったほこりが原因です。

こたつを長期間使用していない場合、ヒーターにほこりが溜まっていることがあります。

このほこりが発熱によって焦げることで、焦げ臭いにおいが発生することがあります。

この場合は、こたつを使い始める前に、ヒーターのほこりをしっかりと掃除しましょう。

掃除は、乾いた布や掃除機を使って行います。

また、こたつをしまう際も、ヒーターのほこりをしっかりと掃除しておきましょう。

焦げ臭さが強い時は、迷わず販売店やメーカーに相談しよう!

もし、焦げ臭いにおいが強く、上記の原因以外が疑われる場合は、

一旦使用を中止し、販売店やメーカーに問い合わせてください。

なお、こたつは、電気コードの断線やヒーターの発熱不良などにより、

火災や感電などの危険が発生する可能性があります。

使用中は、十分に注意しましょう。

古いこたつが焦げ臭くなった時の対処法

古いこたつが焦げ臭くなった場合、以下の対処法を試してみてください。

  1. 電源を切り、臭いの原因を探す
  2. ヒーターのほこりを掃除する
  3. 電気コードを交換する
  4. こたつ布団を交換する
  5. こたつを買い替える

対処法①電源を切り、臭いの原因を探す

まずは、こたつの電源を切り、臭いの原因を探ります。

  • こたつ布団がヒーターと接触していないか確認する
  • ヒーターにほこりが溜まっていないか確認する
  • 電気コードに断線や損傷がないか確認する

対処法②ヒーターのほこりを掃除する

ヒーターにほこりが溜まっていると、焦げ臭いにおいが発生する原因となります。

掃除は、乾いた布や掃除機を使って行います。

  • 乾いた布で、ヒーターの表面についたほこりを拭き取る
  • 掃除機で、ヒーターの内部についたほこりを吸い取る

対処法③電気コードを交換する

電気コードに断線や損傷がある場合は、交換が必要です。

電気コードの交換は、専門業者に依頼するのが安全です。

対処法④こたつ布団を交換する

こたつ布団がヒーターと接触している場合は、こたつ布団を交換します。

新しいこたつ布団は、ヒーターから適度な距離を保てるものを選びましょう。

対処法⑤こたつを買い替える

上記の対処をしても焦げ臭いが消えない場合は、こたつを買い替える必要があります。

古いこたつは、ヒーターの発熱不良や電気コードの断線などの故障が原因で

焦げ臭くなることがあります。

安全のため、買い替えることをおすすめします。

なお、こたつは、電気コードの断線やヒーターの発熱不良などにより、

火災や感電などの危険が発生する可能性があります。

使用中は、十分に注意しましょう。

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こたつを長持ちさせるためにメンテナンスをしよう!

こたつのメンテナンスは、以下の3つが基本です。

  1. こたつ布団の洗濯
  2. ヒーターの掃除
  3. こたつの収納

1. こたつ布団の洗濯

こたつ布団は、定期的に洗濯しましょう。

こたつ布団は、汗や汚れが溜まりやすいため、洗濯をしないと

カビやダニの繁殖を招く可能性があります。

洗濯は、洗濯機で洗うことができます。

洗濯機で洗う場合は、洗濯ネットに入れ、洗濯表示に従って洗濯しましょう。

また、こたつ布団は、手洗いすることもできます。

手洗いの場合は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯で洗い、陰干しで乾かしましょう。

2. ヒーターの掃除

ヒーターは、ほこりが溜まりやすいため、定期的に掃除しましょう。

ヒーターにほこりが溜まっていると、発熱不良や火災の原因となる可能性があります。

掃除は、乾いた布や掃除機を使って行います。

・乾いた布で、ヒーターの表面についたほこりを拭き取る

・掃除機で、ヒーターの内部についたほこりを吸い取る

3. こたつの収納

こたつは、使用しないときはしっかりと収納しましょう。

こたつをそのまま放置しておくと、ほこりが溜まったり、

カビやダニが発生したりする可能性があります。

収納する際は、以下の点に注意しましょう。

・こたつ布団をかけて、ほこりが溜まらないようにする

・ほこり取りシートや除湿剤を一緒に入れる

・直射日光の当たらない場所に保管する

また、こたつを収納する前に、以下の点を確認しましょう。

・ヒーターの電源を切る

・こたつ布団を折りたたむ際は、ヒーター部分を折りたたまないようにする

こたつは、正しくメンテナンスをすることで、長く安全に使用することができます。

こたつを定期的に手入れして安全に長く使おう!

新品のこたつから焦げた臭いがするのは、接着剤などの化学物質が揮発するためで、

特に安全性には問題がないことが分かりました。

しかし、古いこたつから焦げたにおいがするのは、ヒーターの中に溜まったほこりが原因だったり、

電源コードに断線や損傷があることで発火する危険性が高いことも分かりました。

特に冬は空気が乾燥しているので、より一層火災が発生しやすいリスクがあります。

安心・安全にこたつを使うためにも、ぜひ定期的にこたつを手入れし、大切に使いましょう!

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