年末年始になると、クリスマスイベントや新年のカウントダウン、
紅白歌合戦やお正月など・・・。
楽しいイベントがたくさんあり、とてもワクワクしますね！
しかし、新年を迎えると必ず「新年の挨拶」をしなければなりません。
年賀状や訪問などさまざまな方法で新年の挨拶を行う人も多いのではないでしょうか。
中には「新年の挨拶は面倒くさい」と感じている人もいるかもしれません。
また、いつからいつまで挨拶を続けるべきなのか分からないですよね。
そこで今回は、新年の挨拶がなぜ面倒くさいと感じるのか、
いつからいつまで続ければいいのかそれぞれ解説していきます。
新年の挨拶が面倒くさいのはなぜ？
新しい年を迎えることで、気持ちのリセットと新たなスタートが期待できる新年ですが、
年明けの挨拶周りが面倒くさいと感じることが多いですよね。
新年の挨拶が面倒くさいと感じる理由は、以下のようなものが挙げられます。
- 時間と労力がかかるため
- 慣れていない
- 相手の状況を把握しにくい
- 義務感を感じてしまう
面倒くさい理由①時間と労力がかかるため
新年の挨拶が面倒くさいと感じるのは、時間と労力がかかるからです。
新年の挨拶は、訪問や電話、メールなど、さまざまな方法で行うことができますが、
いずれの方法でも、ある程度の時間と労力がかかります。
訪問の場合は、準備や移動、挨拶に時間がかかりますし、精神的なストレスも感じます。
電話やメールの場合は、挨拶文を考える時間や、相手に連絡する時間が必要です。
そのため、挨拶が面倒くさいと感じる人が多いのです。
面倒くさい理由②慣れていない
新年の挨拶は、日本独特の習慣です。
そのため、新卒者や慣れていない人にとっては、やり方がわからない、
何を話したらいいかわからないなどの不安や戸惑いがあるかもしれません。
また、毎年行うとはいえ、次の新年の挨拶は一年後になるので、
期間が長いことで誰もが慣れないものだと感じるのです。
面倒くさい理由③相手の状況を把握しにくい
新年の挨拶は、相手が忙しい時期に行われることが多いです。
そのため、相手が忙しいかどうか、何を話したいと思っているかなど、
状況を把握しにくい場合があります。
また、身内の不幸などがあった場合はお互い気を遣わなければなりません。
その状況を知らずに「おめでとうございます」と祝いの言葉を述べてしまうと
マナー違反になるため、状況判断が難しいところも面倒くさいと感じる一つなのです。
面倒くさい理由④義務感を感じてしまう
新年の挨拶は、日本ではマナーとして行うものと考えられています。
そのため、義務感を感じて、嫌々行っている人もいるかもしれません。
また、会社の場合は出社の際に一人一人に挨拶しなければならないなど、
変なプレッシャーがあることも面倒くさいと感じてしまいます。
新年の挨拶が面倒くさいと感じる人はどのくらいいるの？
新年の挨拶を面倒だと思う人の割合は、年々増加傾向にあります。
2021年に株式会社リクルートが発行した「2021年 年賀状に関する調査」によると、
年賀状を出さない理由として「面倒くさい」と答えた人は、全体の34.3％に上りました。
年代別では、20代が63.7％、30代が54.8％と、
若い世代ほど面倒に感じている人が多い傾向にあります。
新年の挨拶を面倒だと思う人が増える理由としては、以下のようなものが挙げられます。
- 多忙化
- 価値観の変化
- 多忙化
現代社会は、仕事やプライベートなど、さまざまなことに忙しい人が増えています。
そのため、新年の挨拶にかける時間や労力に余裕がなく、
面倒に感じてしまう人が増えていると考えられます。
- 価値観の変化
近年では、新年の挨拶の必要性や価値観が変化しています。
例えば、SNSやメールなどの普及により、直接会わなくても新年の挨拶ができるようになりました。
また、新年の挨拶を義務ではなく、自分の気持ちで行う人も増えています。
このような背景から、新年の挨拶を面倒だと思う人が増えていると考えられます。
新年の挨拶はいつからいつまで続ければいいの？
日本で新年の挨拶は、一般的に1月7日の「松の内」までとされています。
松の内は、正月飾りを飾る期間のことで、1月7日を過ぎると、正月飾りを片付けるのが一般的です。
そのため、1月7日までに新年の挨拶を済ませておくのが、マナーとされています。
ただし、暦上、年始の営業日から1月7日までの日数が少ないケースも考えられます。
その場合は、1月15日ごろまでの小正月までに訪問するのが良いでしょう。
小正月は、正月飾りを片付け、新しい年の始まりを祝う行事です。
また、取引先や親戚など、関係の深い人には、1月7日以降も訪問することもあります。
その場合は、訪問の目的を明確にして、失礼がないように注意しましょう。
具体的には、以下のとおりです。
- 年末の挨拶：12月中旬から12月末まで
- 年始の挨拶：1月1日から1月7日まで
- 小正月の挨拶：1月15日ごろまで
なお、近年では、電話やメールでの挨拶も増えています。
どうしても忙しい場合は、電話やメールで挨拶するのも良いでしょう。
新年の挨拶を面倒くさいと思わないためには？
新年の挨拶を面倒くさいと思わないためには、以下のポイントを押さえるとよいでしょう。
- 目的を明確にする
- 無理のない範囲で行う
- 楽しみながら行う
心得①目的を明確にする
新年の挨拶の目的を明確にすることで、取り組みやすくなります。
例えば、「相手とコミュニケーションをとる」「相手の健康や仕事の繁栄を願う」など、
目的をいくつか考えてみましょう。
そうすることで、義務ではなくイベントとして捉えることができます。
心得②無理のない範囲で行う
新年の挨拶は、無理にすべて行う必要はありません。
自分の状況に合わせて、無理のない範囲で行うようにしましょう。
例えば、年賀状の代わりにメールやSNSで挨拶する、訪問の代わりに電話で挨拶するなど、
方法を工夫するのもよいでしょう。
心得③楽しみながら行う
新年の挨拶を楽しみながら行うことで、面倒くささを感じにくくなります。
例えば、相手と会話する時間を楽しみにしたり、
年賀状を書く時間をリラックスする時間にしたりするとよいでしょう。
また、年賀状は「書かなければならない」という気持ちではなく、
「どんなデザインやイラスト、写真を使えば相手が喜んでくれるか？」
とアイデアを練りながら作り上げることで、クリスマスカードを作るような
楽しい気持ちで取り組めるでしょう。
やり方を工夫して新年の挨拶を楽しむ気持ちを持とう！
新年を迎えると、会社や取引先、親戚や友達など・・・。
いろんな人に挨拶をしなければならないため、面倒くさいと感じてしまいます。
特に若い人や慣れていない人には、とても億劫に感じてしまうかと思います。
最近では直接会って挨拶するのではなく、相手の時間などに考慮して
電話やメールでの挨拶も増えています。
メールで挨拶をする場合は、顔や声が分からないので、
装飾やデザインにこだわってみることで、挨拶を楽しむことができます。
また、直接挨拶をする場合は、「相手とコミュニケーションを取る」
という気持ちで臨むと、プレッシャーが減るかと思います。
いろんな考え方や方法で、新年の挨拶が面倒くさいものではなく
楽しむものだと考えられたら良いですね！
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