紅白歌合戦はいつから男女に分かれて歌っているの?競う必要性は?

小ネタ

12月がだんだん近づいてくるにつれ、

「今年の紅白は誰が出るのかな?!」と気になりますよね。

日本で長年放送され、老若男女音楽を楽しむことができるのが紅白歌合戦です。

家族が集まり、こたつで暖まりながら観るイメージです。

実は、筆者はあまり観ることがありませんでした・・・(汗)

ですが、せっかくの「お茶の間番組」なので調べてみたくなりました。

そこで今回は紅白歌合戦の歴史について注目します。

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紅白歌合戦は第一回放送から男女分かれていた

紅白歌合戦は、第1回から男女が別々に歌っていました。

第1回紅白歌合戦は、1951年1月3日にラジオで放送されました。

このとき、歌唱者は男女別々に出演し、紅組は宝塚歌劇団の男役スター、

白組は新橋演舞場の男役スターが歌いました。

第4回紅白歌合戦からは、テレビで放送されるようになりました。

このときも、歌唱者は男女別々に出演し、紅組は女性歌手、白組は男性歌手が歌いました。

その後、紅白歌合戦は70回以上も続きましたが、

男女別々に歌うという形式は、ずっと守られてきました。

なお、紅白歌合戦では、男女別々に歌うだけでなく、

紅組と白組の歌手が一緒に歌う「合唱」も行われています。

合唱は、第1回から行われており、第74回紅白歌合戦では、

NHKの合唱団と出演者全員による「We are the world」が披露されました。

紅白歌合戦の歴史

紅白歌合戦の始まりは、1945年12月31日に放送された

ラジオ番組「紅白音楽試合」が原点となっています。

この番組は、戦後の混乱期に、音楽を通じて国民を元気づけようと企画されました。

番組は、紅組と白組に分かれて、それぞれが日本の代表的な歌謡曲を歌い、

勝敗を競うという形式で行われました。

この形式が大好評となり、翌年の1951年1月3日に、第1回紅白歌合戦が放送されました。

第1回紅白歌合戦は、ラジオで放送され、紅組の司会に女優の加藤道子、

白組の司会にアナウンサーの藤倉修一、総合司会にアナウンサーの田辺正晴が務めました。

出場歌手は、紅組が宝塚歌劇団の男役スター、白組が新橋演舞場の男役スターで、

それぞれが代表曲を歌いました。

第1回紅白歌合戦は、視聴率が80%を超える大ヒットとなりました。

この成功を受けて、紅白歌合戦は毎年恒例の番組となり、今日まで続いています。

紅白歌合戦の特徴は、男女別々に歌うという形式です。

この形式は、第1回からずっと守られており、紅組と白組の歌手が、

歌と歌で競い合うという独特の魅力があります。

また、紅白歌合戦は、日本の音楽シーンを代表する歌手が一堂に会する場としても、

毎年注目されています。

新人歌手からベテラン歌手まで、さまざまなジャンルの歌手が出演し、

最新曲や代表曲を披露します。

現在では、お隣韓国の歌手が出演することもあり、

紅白歌合戦は、日本の音楽界を代表する一大イベントでありながら

少しずつグローバルな視野を取り入れるようになった番組として、

これからも多くの人々に愛され続けることでしょう。

紅白で男女が戦う必要性はある?

紅白歌合戦で男女が戦う必要性については、賛否両論があります。

賛成派は、紅白歌合戦は、歌と歌で勝敗を競うという、独特の魅力があるという意見です。

男女別々に歌うという形式は、この魅力の根幹であり、変える必要はないという考え方です。

また、男女が戦うことで視聴者の関心が高まり、番組の盛り上がりにつながるという意見もあります。

反対派は、男女別々に歌うという形式は、時代遅れであり、性差別的だという意見です。

男女が一緒に歌うことで、音楽の可能性を広げることができるという考え方です。

また、男女が戦うことで、視聴者に性別による先入観を植え付けてしまうという意見もあります。

どちらの意見も、一理あると言えます。

紅白歌合戦は、日本の音楽界を代表する一大イベントであり、その伝統を守っていくことも大切です。

しかし、時代の変化に応じて、新たな試みも必要であると言えるでしょう。

今後、紅白歌合戦が男女別々に歌う形式を続けるのか、

それとも男女が一緒に歌う形式に変更するのか、注目が集まっています。

男女で争わずに「盛り上げあう」番組になって欲しい

男女が分かれて歌い、それぞれ「競い合う」という形で長年愛されている紅白歌合戦ですが、

今はぶつかり合うことに対し、とても敏感な時代になってしまいました。

また、ジェンダーレスが一般的に浸透してきたことで、「男女に分かれて」という部分に

敏感になってきたことも事実です。

伝統的な文化を守ることも大切ですが、その時代に合わせて「国民全員で盛り上げる」

という雰囲気で、競わずただ楽しめる番組になって欲しいと筆者は思いました。

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