生クリームが泡立たない時は酢!ハンドミキサーなしでも泡立つ方法

小ネタ

手作りケーキに使うものといえば、生クリームですね。

生クリームは普段のケーキ作りだけではなく、

クリスマスケーキを作る際にも重宝される食材です。

しかし、いざ生クリームを泡立てようとしたら、なかなか泡立たなかったり

時間がかかったりして大変ですよね。

なぜ生クリームが泡立ちにくくなるのでしょうか?

その解決策を分かりやすく解説していきます。

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生クリームが泡立たない理由

生クリームが泡立たない理由として、主に以下の3つが挙げられます。

  • 乳脂肪分の低い生クリームを使っている
  • 生クリームの温度が高い
  • 泡立て方が間違っている

それぞれ対処方法を見ていきましょう。

原因①:乳脂肪分の低い生クリームを使っている

生クリームは、乳脂肪分が80%以上のものが多く、乳脂肪分が高いほど泡立ちやすくなります。

生クリームは、乳脂肪分と乳清で構成されており、

乳脂肪分は、クリームの中に小さな粒状に存在しています。

乳脂肪分が高い生クリームの場合、乳脂肪分の粒が大きく、泡立てたときに

脂肪球同士がぶつかり合う確率が高くなることで、気泡が取り込まれて網目構造が形成されます。

この網目構造が、生クリームを泡立たせる力となります。

つまり、乳脂肪分が35%以下の生クリームは、泡立ちにくいため、

ホイップクリームを作るには適していないのです。

原因②:生クリームの温度が高い

生クリームの温度が5℃以下になると、乳脂肪分が固まって泡立ちにくくなります。

逆に、生クリームの温度が18℃以上になると、乳脂肪分が溶けて泡立ちにくくなります。

生クリームを泡立てる際は、5℃~7℃の冷蔵庫から出したばかりのものを使いましょう。

原因③:泡立て方が間違っている

生クリームを泡立てる際は、最初は低速で空気を含ませるように泡立て、

ある程度固まってきたら高速で角が立つまで泡立てます。

高速で泡立てすぎると、クリームが分離してしまうため注意が必要です。

生クリームと酢の関係性とは?

生クリームと酢には、以下の2つの関係性があります。

  • 生クリームの泡立ちを良くする
  • 生クリームの分離を防ぐ

・生クリームの泡立ちを良くする

生クリームに酢を加えると、乳脂肪分とタンパク質が凝固しやすくなり、

生クリームが泡立ちやすくなります。酢は、乳脂肪分とタンパク質の間に架橋を形成し、

網目構造を形成しやすくなります。

この網目構造が、生クリームを泡立たせる力となります。

・生クリームの分離を防ぐ

生クリームを泡立てすぎると、乳脂肪分と乳清が分離して、生クリームが固まりにくくなります。

酢を加えると、乳脂肪分と乳清が分離しにくくなり、生クリームが分離しにくくなります。

生クリームを泡立てる際に、酢を加えるとより簡単に泡立てることができ、

生クリームが分離しにくくなるのでおすすめです。

ただし、酢を加えると、生クリームに酸味が増すため、注意が必要です。

また、酢の量が多いと、生クリームの風味が損なわれるため、適量を加える必要があります。

・生クリーム100mlに対し、酢は小さじ1杯程度

生クリームに酢を加える際の適量は、生クリーム100mlに対して小さじ1杯程度です。

この割合であれば、生クリームの風味を損なうことなく美味しく仕上げることができます。

生クリームに酢を加えて泡立てる際は、以下の点に注意しましょう。

  • 酢を加える前に、生クリームとボウルを冷やしておきましょう。
  • 酢を加えた後は、すぐに泡立て始めましょう。
  • 泡立てすぎないようにしましょう。

これらの点に注意すれば、生クリームをうまく泡立てることができます。

ハンドミキサーなしでも泡立てられる!

ハンドミキサーがなくても生クリームを泡立てることはできます。

やり方としては主に、手動で泡立て器を使う方法や、菜箸やフォークを使う方法などがあります。

・手動で泡立て器を使う方法

手動で泡立て器を使う場合は、以下の手順で泡立てます。

  1. ボウルと泡立て器を冷やしておきます。
  2. ボウルに生クリームと砂糖を入れます。
  3. 泡立て器を持ち、生クリームの表面をすくうように泡立てます。
  4. 泡立て器を底に当てないように注意します。
  5. 泡立てが進むにつれて、泡立て器を持ち上げる高さを上げていきます。

・菜箸やフォークを使う方法

菜箸やフォークを使う場合は、以下の手順で泡立てます。

  1. ボウルに生クリームと砂糖を入れます。
  2. 菜箸やフォークで、生クリームを大きく混ぜ合わせます。
  3. 生クリームが白っぽくなってきたら、菜箸やフォークを持ち上げて、空気を含ませるように泡立てます。
  4. 角が立つようになったら、泡立てを止めます。

なお、菜箸やフォークで生クリームを泡立てる時は、ボウルの底に当てないように注意しましょう。

これらの点に注意すれば、手動でもふわふわのホイップクリームを作ることができます。

生クリームに酢を入れればよく泡立つ!

生クリームに適量の酢を入れれば分離を防ぐことができ、

生クリームが泡立たずに困る心配がなくなります!

また、乳脂肪分が高い生クリームを使うことで泡立ちやすくなるので、

乳脂肪分35%以下の生クリームなどは避けることをおすすめします。

さらに、生クリームを常温にすることでよりふわふわとした泡立ちの良いものを

作ることができるので、ぜひケーキ作りの参考にしてみてください!

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