クリスマスになぜいちごショートケーキ?世界のケーキ事情とは?

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サンタクロースが世界中の子どもたちにクリスマスプレゼントを配って回る

12月24日は、聖なる夜、クリスマス・イヴですね!

クリスマスといえば、当たり前のように食べられているクリスマスケーキ

ケーキ屋さんやコンビニなど・・・今ではどこでもお手軽に購入することができます。

しかし、クリスマスにいちごショートケーキを食べるのは、なんと日本だけなんです!

クリスマスにいちごショートケーキを食べる習慣は、日本特有のものです。

なぜ、日本ではいちごショートケーキが食べられるようになったのでしょうか?

また、世界ではクリスマスにどんなケーキが食べられているのでしょうか?

これについて解説していきます!

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クリスマスになぜいちごショートケーキを食べるの?

クリスマスにホイップクリームをたっぷり使ったいちごショートケーキを食べる習慣は、

日本特有のものです。

クリスマスは、キリスト教の祭日であり、キリストの誕生を祝う日です。

キリスト教圏では、クリスマスケーキとして、

ジンジャーブレッドやシュトーレンなどのケーキが食べられます。

日本では、明治時代にキリスト教が伝来しましたが、キリスト教徒は少数派でした。

そのため、クリスマスは宗教的な意味合いよりも、

家族や友人、恋人と過ごすためのイベントとして捉えられるようになりました。

1960年代以降、いちごの栽培が盛んになり、いちごショートケーキが普及しました。

いちごは、クリスマスの定番カラーである赤色をしており、白いホイップクリームと合わさることで

日本ではめでたい象徴の色、「紅白」になります。

どことなくサンタクロースを彷彿とさせる色合いでもありますね。

クリスマスケーキの華やかさ、めでたさを演出するのに適していることから、

クリスマスケーキとして定着したと考えられます。

近年では日本以外でも、いちごショートケーキをクリスマスケーキとして販売する店が増えています。

しかし、日本のように、クリスマスにいちごショートケーキを食べるのが習慣になっている国は、

日本以外にはありません。

世界のクリスマスケーキ事情

日本以外の国で、クリスマスに食べられているケーキをいくつかご紹介します。

今回はアメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリアに注目してみました!

アメリカ「クリスマスにケーキを食べない」

アメリカでは、クリスマスにケーキを食べる習慣はあまりありません。

アメリカでは「アップルパイとジンジャークッキーを食べる」ことが定番のようです。

クリスマスケーキといえば、日本やヨーロッパでよく食べられるデコレーションケーキを

イメージされるかもしれませんが、アメリカでは、アップルパイ、チーズケーキ、チョコレートケーキ

がよく食べられています。

近年では、クリスマスケーキを食べる家庭も徐々に増えてきているようです。

イギリス「クリスマスプディング」

イギリスでは、クリスマスに食べられるケーキとして、クリスマスプディング、ジンジャーブレッド、

シュトーレンが挙げられます。

クリスマスプディングとは、イギリスの伝統的なクリスマスケーキで、

ドライフルーツやナッツ、スパイスをたっぷり使ったどっしりとしたケーキです。

クリスマスイブに家族や友人で囲んで食べるのが一般的です。

クリスマスプディングは、通常、12月初めに作られ、クリスマスイブまで熟成させます。

熟成させることで、ドライフルーツの味が染み込み、風味が豊かになります。

クリスマスプディングは、通常、蒸し器で蒸して食べます。

また、ブランデーをかけて火をつけて、お皿にひっくり返して出すのも

クリスマスプディングの伝統的な食べ方です。

ドイツ「シュトーレン」

ドイツでは主に、シュトーレン、シュネーボール、ジンジャーブレッドが食べられています。

シュトーレンは、ドイツの伝統的なクリスマスケーキです。

ドライフルーツやナッツ、スパイスをたっぷり使ったケーキで、長細い形をしており、

表面には粉砂糖がまぶされています。

シュトーレンは、14世紀頃から作られ始めたと言われており、

ドイツのクリスマス文化を象徴する食べ物です。

シュトーレンの名前は、ドイツ語で「坑道」を意味する「Stollen」から来ており、

その形が坑道を連想させるためです。

シュトーレンもクリスマスプディングと同様、12月初めに作り、ドライフルーツに

しっかり味を染み込ませてから食べます。

シュトーレンは、通常、そのまま食べたり、紅茶やコーヒーと一緒に食べたりします。

また、シュトーレンをスライスして、ホイップクリームやアイスクリームを添えて

食べるのもおすすめです。

フランス「ブッシュ・ド・ノエル」

フランスで最も有名なクリスマスケーキは、ブッシュ・ド・ノエルです。

その他にモンブラン、そしていちごショートケーキも食べられている様子。

ブッシュ・ド・ノエルとは、薪の形をしたケーキで、チョコレートでコーティングされています。

ブッシュ・ド・ノエルは、19世紀頃に作られ始めたと言われており、

クリスマスの木を象徴するケーキです。

ブッシュ・ド・ノエルは、通常、クリスマスイブに家族や友人で囲んで食べるのが一般的です。

いちごショートケーキは、フランスのクリスマスの定番カラーである赤色のフルーツを

使ったケーキで、クリスマスの華やかさを演出するのに適しています。

また、いちごの甘酸っぱさとスポンジケーキのふわふわとした食感の相性がよく、

幅広い層に人気があります。

イタリア「パネットーネ」

イタリアで最も有名なクリスマスケーキは、パネットーネです。

それ以外に、パンナコッタやティラミスも食べられています。

パネットーネとは、ふんわりとした生地にレーズンやオレンジピールなどの

ドライフルーツをたっぷり使ったケーキです。

パネットーネは、15世紀頃から作られ始めたと言われており、

イタリアのクリスマス文化を象徴する食べ物です。

パネットーネの名前は、イタリア語で「大きなパン」を意味する「panettone」から来ており、

その大きさから名付けられました。

パネットーネは、通常、クリスマスイブに家族や友人で囲んで食べるのが一般的です。

世界各国で「伝統的なクリスマスケーキ」は違う!

日本ではいちごショートケーキが伝統的ですが、

世界各国にも多種多様の伝統的なクリスマスケーキがあり、

どれも個性があってとても美味しそうでした!

クリスマスケーキの予約は一般的に10月中旬から開始されることがわかりました。

また、コンビニでは早期予約特典がそれぞれ用意されているので、

お得に楽しくクリスマスケーキをご予約してみてください!

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