食欲の秋や寒い冬になると、スーパーや八百屋の店頭に並ぶさつまいもに目が行きますよね。
甘くておいしいさつまいもは、秋冬の食卓に欠かせない存在です。
(ただし、さつまいもが美味しいからと食べすぎるとおならの原因にもなるので気をつけましょう。)
しかし、美味しいさつまいもを選ぶのは意外と難しいものです。
一体、どんなところに「美味しいさつまいもを見分けるポイント」があるのでしょうか?
そこで今回は、美味しいさつまいもの見分け方について解説します。
また、丸いさつまいもと細長いさつまいも、どちらが甘いのかについても解説します。
美味しいさつまいもの見分け方
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甘くて美味しいさつまいもの見分け方は、大きく分けて次の4つです。
- 皮の色が鮮やかでつやがあるもの
- 形がきれいなもの
- ずっしりと重みがあるもの
- 切り口に蜜がついているもの
見分け方①皮の色が鮮やかでつやがあるもの
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皮の色が鮮やかでつやがあるさつまいもは、一般的に美味しいと言われています。
その理由は、皮の色が鮮やかでつやがあるものは、糖度が高く甘みがある証拠だからです。
糖度が高くなるほど、皮の色が鮮やかになり、つやが出やすくなります。
- 皮のポイント
乾燥が進みすぎていると表面がシワシワになってしまうため、
皮にシワや傷がないことがポイントです。
見分け方②形がきれいなもの
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形がきれいなさつまいもは、一般的に美味しいと言われています。
なぜなら、形がきれいなものは、栄養がバランスよく蓄えられている証拠だからです。
さつまいもは、成長する過程で、栄養を吸収して大きくなります。
- 形のポイント
でこぼこが多いと、筋が多くて食感が悪くなる場合があります。
また、形が歪んでいると、中の部分に空洞があるなど、熟していない可能性もあります。
そのため、形がきれいなものを選ぶと、栄養がバランスよく蓄えられた、
美味しいさつまいもを選ぶことができるでしょう。
見分け方③ずっしりと重みがあるもの
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ずっしりと重みがあるさつまいもが美味しい理由は、
水分が多く、糖度が高い証拠だからです。
水分と糖分によって重量が決まります。
水分が多く糖分が少ないものは、軽く、水分が少なく糖分が多いものは、重くなります。
- 重さのポイント
ずっしりと重みがあるものは、水分が多く、糖分も多いため、
甘みが強く美味しいさつまいもと考えてよいでしょう。
見分け方④切り口に蜜がついているもの
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切り口に黒い蜜がついているものも、甘くて美味しい証拠です。
蜜は、さつまいもの糖分が結晶化したもので、糖度が高いほど蜜が出やすくなります。
- 種類で甘さが違う
さつまいもの種類によっても、甘みが異なります。
一般的に、紅あずまや紅はるか、安納芋などの品種は、甘みが強く美味しいとされています。
丸いさつまいもより細長いほうが甘い!
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一般的には、細長いさつまいもの方が甘くて美味しいと言われています。
その理由は、さつまいもは本来、地表から下に向かって細長く伸びて成長するからです。
しかし、下に行くほど土が硬くなるため、深い場所にできたさつまいもは下に伸びることができず、
横に成長し、最終的には丸い形になります。
細長いさつまいもは、浅い場所で育ったため、太陽の光をたくさん浴びて、
糖分を多く蓄えることができます。
そのため、丸いさつまいもよりも甘みが強く、美味しいと言われているのです。
栽培環境によっては「丸いさつまいも」のほうが甘いことも
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ただし、必ずしも細長いさつまいもの方が甘いとは限りません。
さつまいもの種類や、栽培方法によっても、甘みは異なります。
また、丸いさつまいもでも、十分に熟したものを選べば、甘くて美味しいものもあります。
そのため、丸いさつまいもと細長いさつまいもとどちらが甘くて美味しいかは、
実際に食べてみないとわからない部分もあります。
複数の種類のさつまいもを試して、自分の好みの味を見つけてみてはいかがでしょうか。
なお、甘さ控えめが好きな人には、丸いさつまいもがおすすめです。
丸いさつまいもは、細長いさつまいもよりもデンプンが多く、糖分が少ない傾向にあります。
そのため、甘さ控えめで、さつまいもの風味を楽しめるでしょう。
「鮮やかで形が良くて重みのある細長いさつまいも」が美味しい!
さつまいもが甘く美味しいものの見分け方として、色が鮮やかであること、
形がきれいであること、ずっしりの重みがあることがポイントだということが分かりました。
また、一般的に丸いさつまいもよりも細長いさつまいものほうが糖分を多く蓄えていることから、
甘くて美味しいのは細長いさつまいもと言えるでしょう。
秋や冬になると、ホカホカのさつまいもが食べたくなりますね。
スーパーなどで売られている焼きたてのさつまいもを買う際は、
ぜひこれらのポイントに注目してみてください!
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