ヤラピンを含むさつまいも以外の食べ物!摂取しすぎるとどうなる?

食べ方

以前、さつまいもがベタベタする原因として、ヤラピンの存在を挙げました。

これは、さつまいもを切った時にまな板や、湯がいた鍋をベタベタさせる性質があり、

主婦や料理を楽しむ人には厄介な出来事です・・・。

そんなヤラピンですが、さつまいも以外の食べ物にも含まれているのでしょうか?

また、ヤラピンを摂取しすぎるとどうなるのかも気になったので、

合わせて調べることにしました!

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ヤラピンはキク科の植物に含まれる!

さつまいも以外の食べ物にもヤラピンが含まれています。

ヤラピンは、キク科の植物に多く含まれる多糖類の一種です。

そのため、キク科の植物を含む食べ物には、ヤラピンが含まれている可能性が高いと言えます。

具体的には、以下の食べ物にヤラピンが含まれています。

  • さつまいも
  • れんこん
  • たけのこ
  • にんにく
  • 玉ねぎ
  • にら
  • ねぎ
  • かぼちゃ
  • ほうれん草
  • セロリ
  • パセリ

このように、ヤラピンはさつまいも以外の食べ物にも含まれているのです。

ただし、ヤラピンの含有量は、食べ物によって異なります。

さつまいもはヤラピンの含有量が最も多く、100gあたり約200mg含まれています。

さつまいもは甘くて美味しいので、その味覚を楽しみながら便通の解消も望めて一石二鳥です。

れんこんは100gあたり約100mg、たけのこは100gあたり約50mg含まれています。

便秘解消や腸内環境の改善を目的として、ヤラピンを含む食べ物を摂取する場合は、

含有量が多い食べ物を選ぶとよいでしょう。

ヤラピンの特徴とは?

ヤラピンは、キク科の植物に多く含まれる多糖類の一種です。

さつまいもに多く含まれており、100gあたり約200mg含まれています。

ヤラピンの特徴は、以下のとおりです。

  • 腸内細菌によって分解されると、酢酸や酪酸などの短鎖脂肪酸に変化
  • 短鎖脂肪酸は、腸内環境を整える働きがある
  • 便秘解消や腸内環境の改善に効果的と考えられる

また、ヤラピンは熱に強いため、加熱調理しても栄養成分が変質しません。

そのため、さつまいもは皮ごと調理してもヤラピンを摂取することができます。

ヤラピンを含む食べ物は、便秘解消や腸内環境の改善に効果的と考えられています。

便秘や腸内環境の改善に悩んでいる方は、ヤラピンを含む食べ物を積極的に摂取するとよいでしょう。

ヤラピンを摂取しすぎると下痢や腹痛になる

ヤラピンを摂取しすぎると、以下の症状が出る可能性があります。

  • 下痢
  • 腹痛
  • ガス
  • 水分や電解質のバランスの崩れ

ヤラピンは、腸内細菌によって分解されると、酢酸や酪酸などの短鎖脂肪酸に変化します。

短鎖脂肪酸は、腸内環境を整える働きがありますが、過剰に摂取すると腸の動きが活発になり、

下痢や腹痛などの症状が出る可能性があります。

また、ヤラピンは水分を吸収する性質があるため、

摂取量が多くなることで、水分や電解質のバランスの崩れを引き起こす可能性があります。

ヤラピンを含む食べ物を健康的に食べるには?

ヤラピンを含む食べ物を健康的に食べるには、以下の点に注意するとよいでしょう。

  • 1日の摂取量を守る
  • 水分を十分に摂る
  • 他の栄養素もバランスよく摂る
  • さつまいもは皮ごと食べる
  • さつまいも以外のヤラピンを含む食べ物も食べる
  • 食生活全体を見直す

対策①1日の摂取量を守る

ヤラピンの1日の摂取目安量は、成人の場合、100mg程度とされています。

さつまいもには100gあたり200mgのヤラピンが含まれているため、

さつまいもを100g以上摂取する場合は、

他のヤラピンを含む食べ物との摂取量に注意する必要があります。

便秘解消や腸内環境の改善を目的として、ヤラピンを含む食べ物を摂取する場合は、

1日100g程度を目安に摂取するとよいでしょう。

対策②水分を十分に摂る

先にも少し述べたとおり、ヤラピンは水分を吸収する性質があるため、

十分な水分を摂取することで、水分不足による下痢や腹痛などの症状を予防することができます。

対策③他の栄養素もバランスよく摂る

ヤラピンは、食物繊維やビタミン、ミネラルなどの栄養素も豊富に含まれています。

ヤラピンを含む食べ物を食べる時には、他の栄養素もバランスよく摂るようにしましょう。

さつまいもは皮ごと食べる

さつまいもに含まれるヤラピンの多くは、皮の部分に含まれています。

そのため、さつまいもは皮ごと食べると、より多くのヤラピンを摂取することができます。

さつまいも以外のヤラピンを含む食べ物も食べる

さつまいも以外にも、ヤラピンを含む食べ物はたくさんあります。

れんこん、たけのこ、にんにく、玉ねぎ、ねぎ、かぼちゃ、ほうれん草、セロリ、パセリなど、

一つのものに限らずさまざまな食べ物からヤラピンを摂取することで、

ビタミンやミネラルなど、他の栄養素もバランス良く摂取できるでしょう。

食生活全体を見直す

便秘解消や腸内環境の改善には、食生活全体を見直すことも大切です。

バランスの良い食事を心がけて適度な運動をすることも、便秘解消や腸内環境の改善に効果的です。

ヤラピンの適量摂取とバランスの良い食事で健康になろう!

ベタベタすることが特徴のヤラピンですが、便秘解消や腸内環境の改善などに一躍買っています。

ヤラピンは主にさつまいもに多く含まれますが、れんこん、たけのこ、カボチャ、パセリなど

他のキク科の植物にも豊富に含まれています。

しかし、ヤラピンの1日の適切な摂取量は100gと言われています。

便通を改善したいからとそれ以上に摂取すると、下痢や腹痛を引き起こしかねません。

腸内環境を整えるはずが体調を崩してしまっては元も子もありません。

下痢や腹痛を起こさないためにも、適切な摂取量を心がけましょう!

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